大阪府・吉村知事が定例会見4月14日(全文3完)オンライン授業と部活中断を大学に要請したい
協力金をさらに手厚くする考えは?
司会:じゃあ、すいません、後ろの。 大阪日日新聞:すいません、大阪日日新聞の山本です。府民に向けての不要不急の外出自粛なんですけれども、会食も含めてということなんですが、その部分で、客足にさらに影響が出ることも予想されるんですが、協力金についてさらに手厚くするという考えはありますでしょうか。 吉村:協力金についてはこれまで、僕からもそうですし、大阪府からも、いろんなところから一律のお金はおかしいんじゃないかということで、さまざま発信もし、要請もしてきたところです。今回、4万円をベースにしながら売り上げに応じた支援金の額になったので、そこは大きく改善されたというふうに思っています。ここの基本的な考え方というのは、固定費なんかも考慮した上でそれを賄うことができるということで算出をされていますので、ここは飲食店の皆さんにはご理解をいただきたいというふうに思いますし、この感染状況ですから、まずはもう外にできるだけ出ないと、不要不急の外出自粛をお願いしますということを徹底してお願いすべき時期だというふうに思っています。 大阪日日新聞:すいません、もう1点。保健所についてなんですけれども。保健所の人員体制を強化する必要性について、知事はどのように考えてますでしょうか。 吉村:保健所も業務がぐぐっと逼迫、増えてくれば業務が非常に増してきますから、その都度、それぞれの、政令市もそうですし、府保健所においても支援体制をつくったりしてきていますので、これは必要に応じて保健所の職員、これは健康医療部もそうですけど、感染が拡大したときには一緒にぐっと人を寄せて強化してくということが重要だろうというふうに思っています。
正規の保健師をさらに拡充する考えは
ただ、これは誰でもいいというわけじゃなくて、人さえ付ければ楽になるというもんではない。できるだけ外注できるものは外注しながら、数も補強しながら、これまでやってきてますので。そういった意味で今は数が急増してますから、当然、業務としては逼迫します。その中で適正な、適正というか、これ、業務は逼迫してるんですけど、その中でも応援態勢を強化しながら進めていきたいと思っています。 大阪日日新聞:府の保健所で、今年の4月1日に各保健所で1人ずつ保健師さんを増やされていると思うんですけれども、それと並行して派遣の体制っていうのも今、並行して進めていると思うんですが、正規の保健師さんを今後さらに拡充していくお考えがあるかというのを教えてもらえますでしょうか。 吉村:保健所の体制については適切な、これは業務が急に増えたり減ったりしますから、コロナの難しいところというのは。ちょっと1カ月前までは極めてそういう状況ではなかったけども、この2週間でこういう状況になっているということで、がっと上がったり下がったりする中で、対応する保健所の職員の皆さんは本当に大変な中でやっていただいてくれてると思っています。 上がったり下がったりするときにできるだけ対応できるようにする必要があると思っているので、今まで外部から応援を受けている保健師さん、保健所で働いてくれる、塩野義なんかも協力してくれてますけれども、忙しいところにぐっと寄せていくというようなことも、すでに取り組みとしてやってますから、そういったいろんな力も借りながら、当然、役所としても保健所の体制、保健所だけじゃなくて役所の指令部分も補強していかなきゃいけないんですけど、そういった、増えたときは補強体制をやりながら、そして業務の、ある意味、保健所でやらなくていいことは吸い上げたりとか、そういったことをしながら対応していきたいと思っています。 司会:次の方。