将来の自分のために「逆算」する。行正り香さんが「終の棲家」に求めた条件とは?【行正り香さんにきく〝50代。これからの住まい〟に思うこと〟⑥】
部屋の隅に設けた小さなスペースで、一人のんびりと考えごとをする時間も好きです。 私は何か思いついたり、よい物やコトを見つけたりすると、誰かに伝えたくなる性分。年齢を重ねた女性が生き生きと暮らせるヒントを見つけたら、そのつど、これからも皆さまと共有していきたいですね」
【話してくれたのは】 行正り香さん 料理家、インテリアデザイナー。福岡県生まれ。高校3年生からカリフォルニアに留学。大学卒業後は広告代理店でCMプロデューサーとして活躍後、料理研究家となる。またデンマーク親善大使に選ばれるなど北欧インテリアに造詣が深く、インテリアコーディネーターやリフォームプランナーとして、多数の家づくりに携わる。料理レシピ本のほか、インテリア本、英語スピーキング教材など著書は50冊以上。2023年、東京国立博物館のアンバサダーに就任。館内のレストラン・カフェ「ゆりの木」の照明ディレクションのサポートを務める。最新刊は『人生を変えるリノベーション』(講談社)。 撮影/藤澤由加 取材・原文/中沢明子
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