結婚相談所は知っている「いつまでも結婚できない男性」に決定的に欠けている要素
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。 ⇒【写真】アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして活躍する山本早織
婚活がスムーズに進む人が持っているもの
婚活事業も9年目になり、たくさんの成婚を見てきて、やはり決定的な「コレ」こそ婚活している人に必要……もっと言えば、ビジネスマンにもとても重要だなと感じます。 今回はそんな「コレ」についてお伝えします。 婚活においてとても重要だと感じるのは自己プロデュース能力です。これはただ「外見を良くする」という表面的な話ではありません。自分を理解し、自分の魅力を最大限に引き出し、それを適切に伝える能力になります。 婚活男子にとって自己プロデュースがなぜ大切なのか、そしてどのように実践すればいいのかをお伝えします。
恋愛は普通にしてきたのに、結婚できない40歳男性
ケイさん(仮名・40歳)は民間企業で事務などの仕事をしてきて、恋愛も普通にしてきた男性。32歳のときに婚約目前まで進んだ女性がいたようですが、残念ながら結婚までは進まずに仕事に邁進した結果、気がついたら40歳になってきたようです。 最後の恋愛が32歳で破局した彼女とのことで、私と会ったときは独身街道まっしぐら、女性の影をあまり感じない雰囲気でした。 「アプリもやってみたけどなかなか昔のように恋愛が進まない、いいなーと思う人とマッチングもしないし、どうしたらいいのかわかりません」というのがお悩みでした。 私は自己プロデュースをすることをおすすめし、それをメインにサポートすることにしました。主にお伝えしたポイントは3つです。
①第一印象は侮れない
第一印象はわずか数秒で形成されると言われています。 限られた時間で「一緒にいて心地よさそう」「安心感がある」と思われるかどうかは、外見や態度、会話のトーンによって大きく左右されます。 いいなと思う人からいいと思われる見た目や仕草や話し方をトレーニングしてもらうことにしました。
②「選ばれる側」から「選ぶ側」へ
婚活では「自分を選んでもらう」という気持ちになりがち。だからこそ選ばれるために何が悪いのかなと思うわけです。でも、それだけでは不安やプレッシャーが強くなります。 自己プロデュースを通じて、自分がどのような人と一緒にいたいか、自分の価値観に合う相手を見極める視点を持つことができるようになるわけです。 一緒にいたいと思う人をとことん想像し、第一印象やその後のデートを作ること。逆に言えば、今寄ってくる女性を見れば、どんな自己プロデュースをしているかもわかってきます。 ケイさんは本来はとても無頓着で、よく言えばおおらかな人。しかし、職業柄か、見た目からの印象は真面目で几帳面で誠実そうな人。なので、きてくれる女性が、圭さんとの時間を過ごしていくと思っていたのと違うことに違和感を感じてしまうわけです。