大阪府・吉村知事が定例会見7月29日(全文3)感染症対策しない店には休業要請すべき
大阪府の吉村洋文知事は29日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「コロナ追跡システム登録で 大阪マイルを付与する」(2020年7月29日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「コロナ追跡システム登録で 大阪マイルを付与する」 ◇ ◇
余裕を持った基準といえるのか
日本経済新聞:あと別件なんですけども、病床の確保についてなんですが、今コロナ用で重症188で軽症・中等症が1000ちょっと確保してると思うんですけども、フェーズごとに運用数を分けていて、今フェーズ2に移行中で、先週1から2に切り替えをされて各病院にお願いをしてるかと思うんですけど、まだ重症病床だと1週間たっても運用数は変わってなくて、軽症・中等症においても15床ぐらい増えた程度とお聞きしていまして、病院側とかに取材してるとわりとすぐに運用を切り替えるのは結構難しいというふうにおっしゃって時間掛かるという声もあるんですけど、感染が増えてる状況で今イエローステージ2の基準とかレッドステージが全体の確保数の中での何%というふうにされてますけども、これがどれぐらい病床の逼迫を防ぐために余裕を持った基準といえるのか。実際は運用数っていうのはもっと少ないわけで、その中で感染が、入院の人が増えてくるとわりと逼迫してくるんじゃないかと思うんですけど、その辺りのお考えを。 吉村:まずは188の病床、そして約1060か、の中等症・軽症の病床っていうのはもう第1波のときに確保した病床数ですから、そこはそれぞれの病院と話し、というのはこれは現実それが患者さんが入ってくる前提で確保した数字として、それぞれの病院にもここはご認識もいただいているところです。
病床使用率は7%程度で前回より少ない
それはほかの病気もやっぱり診ないと、ずっと空き床にしておくわけにいきませんので、可変的ベッドという仕組みをつくりました。ただ可変的ベッドをつくる仕組みの中で、これは元の、コロナが広がってきて要請した場合には病床の確保をお願いしますというのを前提に可変的ベッドの仕組みをつくりましたので、ですので今のコロナがさらに広がってくれば、これは現実に1回確保した数字でもあり、病院とも約束している数字である188と1060か、これは確保できると思っています。 ただ、今その状況に正直言ってまだなってないということなんだと思います。感染者の数も重症者の数も、重症ベッドは重症者の割合もまだ、病床の使用率は7%程度で前回よりも数もずいぶん少ないですし、軽症・中等症についても20%台という状況ですから、われわれとしても徐々にお願い、可変性については徐々に徐々に余裕を見ながらやってるという状況です。 個々の病院からすれば、皆さんが個々の病院にアプローチして取材するときからすれば、やはり病院によってはコロナの患者を診るよりほかの患者さんを診たほうが、それは当然、利益率も売り上げも、きちんとそこの診療報酬っていうのは全然確保しやすいという面もあるでしょうし、やはりコロナの患者さんを診ると多くのお医者さんと看護師さんが必要になりますから非常にしんどい、病院の側からするとしんどいことをするということになると思うので、これは前向きにどんどんやっていきますよという病院はたぶん日本探してもなかなか簡単に見つからないというのが現状だと思います。 それはもう治療するのが嫌とかじゃなくて、これはすごい使命感、意識を持ってやってくれています。ただその中で簡単にベッドが広がるもんではないというのもわれわれは認識はしていますし、個別の取材を皆さんがしたらたぶんそういう意見が返ってくるというのもこれは当然あるだろうと思っていますが、ただ現実にわれわれと病院では常にやりとりをしてますから、この188と1069についてはもう確保は現実にできると、している。今やろうと思ったら、これはできますけども、それは1週間、2週間掛かりますけどね。ただ患者数がいない中で今やる必要はないですから、フェーズに合わせて上げていくということをやるということです。