すがちゃん最高No.1「家庭環境のことは誰にも言えなかった」壮絶な生い立ちの裏話とは?【幼少期のこと、中一で一人暮らしになるまで】
12歳で、だれにもナイショで一人暮らし。中学生が掃除洗濯料理、お弁当づくりもやって、友達にも近所にもさとられずになんとかがんばった……。人気沸騰の3人組ぱーてぃーちゃんのツッコミ、すがちゃん最高No.1が自らのかなり悲惨な少年時代を笑い飛ばして語る著書『中1、一人暮らし、意外とバレない』が話題です。どうしてそんな事態になったのか、その後家族はどうなったのか……。著書にはないことも教えてもらいました。今回は幼少時代から中学生までの物語と裏話をお届けします! 【画像6枚】壮絶な生い立ち、家族のことを隠していた当時のことを話すすがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)
破天荒でこの上なく明るい「親父」に振り回される家族
――この実話の舞台は山形で、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さんのお姉さん(叔母さんのかっちゃん)、ときどき急に帰ってくるおとうさんがご家族なんですよね。 【すがちゃん最高No.1さん(以下、すがちゃん)】:そうです。僕と父親と母親は僕が3歳になるまでは東京に住んでいたらしく、そこは小さかったからあまり覚えていないんですよね。 僕はゲゲゲの鬼太郎がめっちゃ好きで、住んでいたマンションの向かいのコンビニにゲゲゲの鬼太郎のフィギュアがあって、親の目を盗んで「買いに行こう!」と出かけていったことだけはぼんやりと覚えています。3歳なので当然お金も持っていなくて、すごすご帰ってきたんですけれど(笑)。 その後、母親が亡くなって父の山形の実家に移り住んだみたいです。 ――そのお父様がなんというか、破天荒で明るい方で……。すがちゃんをダシに使って女性をナンパしたり……。 【すがちゃん】:小学校のときとかに親父に連れられていろんなところにいったんですが、行く先々でとんでもないことをするんです。海に遊びに行ったときは、個人経営のおばちゃんの店の敷地内で無断で花火をしちゃったり。それも悪びれずあっけらかんとしているので、周囲も笑ってしまうというか。 でも、家族としてはイヤですよ。やってはいけないことを親父が目の前でするんですから。すごく変わった家庭環境なのにグレなかったのは、親父がすごすぎて、ああいうふうにしてはいけないんだって、自分でブレーキをかけたからだと思いますね。 でも、親父はオジサン独特のジメジメした感じはまったくなくて、めちゃくちゃ明るくとんでもないことをやらかすので、怒りを通り越してなんだかみんな笑ってしまう。本当にスゴイ人でした。