「PayPay」「楽天」「メルカリ」で「ポイント運用」をしてみたら…その「意外な結果」
ポイントをもらい、それを使っていく「ポイ活」は、次のステージに入っています。それが何かというと「増やす」ということ。以前からポイント運用やポイント投資といった増やすサービスがあり、すでに増やしている人もたくさんいると思います。でも、仕組みがよくわからなかったり、減ったら嫌という気持ちがあったりすることで、なかなかスタートを切れない人もいることでしょう。そんな人におすすめしたい新機能ができました。「楽天PointClub」の「貯めトクモード」です。 【マンガ】メルカリで、利益がほとんどでない「300円出品」をする人の理由 前編記事『知らないと「損」する…「ポイ活」経済圏の戦国時代のいまだからこそ大注目「寄せ活」術』より続く。
楽天PointClubでできる「貯めトクモード」
2024年9月にリリースされた「貯めトクモード」は「楽天PointClub」アプリもしくはWebサイトで使える機能です。貯めトクモードをオンにするだけで、楽天ポイントに自動で利息がつく仕組みです。 モードの利用は無料。貯めトクモードにすると通常ポイントが「利用可能ポイント」から「利息プラスポイント」に移り、ポイントに年利0.108%の利息がつくようになります。利息は決して高くはないでしょうが、ポイントが減るリスクはありません。また貯めトクモードにしたポイントは、いつでも引き出すことができますから、必要に応じて使ってきましょう。
楽天ポイント利息、2021年からしているとどうなった?
実は筆者は、2021年10月から楽天ポイント利息を活用しています。これもポイントに利息がつくサービス。2021年10月に1000ポイント、2023年2月に2000ポイントを追加して、それ以降ずっと放置をしていました。 2024年12月に「貯めトクモード」にすることで所有していた楽天ポイント71ポイントが追加されましたが、それまでについた利息は9ポイント。3000ポイントに対して9ポイントなので、単純計算で0.3%分です。 2024年12月10日現在では3080ポイントとなっています。
ポイント運用とポイント投資でポイントを増やせる
1つの経済圏の中でサービスを使い、ポイントをまとめていく「寄せ活」を楽天がトレンドとして発表しました。ポイントを貯める、そして使うのはこれまでと同じですが、さらに考えたいのが「増やす」ということ。上記のポイント利息もそうですが、実はポイント運用やポイント投資という方法もあります。 ポイント運用は、ポイントを使って資産運用を体験できるサービスです。実際の金融商品の価格変動に連想するので、ポイントが増えたり減ったりします。運用をやめたらポイントで戻ってきます。 ポイント投資(楽天ポイントの場合)は、ポイントを使って投資信託、国内株式(現物取引)、米国株式(円貨決済)、バイナリーオプションなどが購入できるサービス。楽天証券では楽天ポイントをNISA成長投資枠でも使えるので、筆者は毎月一定のポイントをNISA取引に活用しています。ポイント投資の場合、売却をするとお金で戻ってきます。