大阪府・吉村知事が定例会見8月25日(全文2)特措法に基づき病床の確保を要請
大阪府の吉村洋文知事は25日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「宿泊療養施設や外来での抗体カクテル療法を開始」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月25日)」に対応しております。 【動画】「宿泊療養施設や外来での抗体カクテル療法を開始」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月25日) ◇ ◇
オンコール体制確保のための補助金
吉村:この条件については今後、国から通知されることになると思うので、今私が申し上げた内容、より詳しくなるか、ちょっと変わるところがあるかもしれませんが、ここは最終的には国の指針に従うという形になりますが、おおむねこういったことになるだろうというように思っています。こういったことを兼ね備えられる病院をこの50病院から順次開始をしていきます。 どうしてもここで大変になってくるのが、病院のほうで大変になるのが、やはり健康管理を行う医師のオンコール体制を確保せよというのが、この24時間の連絡に対応できるようにというのがどうも国の要件に付きそうなので、これはお医者さん、病院、医療機関にとっては負担にもなります。ですので、こういった投薬後、健康観察していただける病院については確保補助金をつくりました。患者の急変に備えて外来診療を、時間外ですね、24時間ですから、時間外の健康管理を行うお医者さんにオンコールの体制を確保していただいた場合にはひと月で、月間の患者数が100人未満であれば250万円、月間の患者数が100人以上であればひと月で500万円、最大500万円の電話コール対応の支援、補助金の制度を作りました。
国からのゴーがあれば開始したい
ぜひこういったものを活用していただいて、できるだけ多くの外来医療機関に抗体カクテルを使用してもらいたい、ここに手を挙げていただきたいと思ってます。われわれからも働き掛けをいたしますが、ぜひ多くの医療機関に手を挙げてもらいたいと思ってます。 当然抗体カクテルを打ったあとは、基本的には自宅に戻って自宅療養という形になります。もちろん、ものすごく実は重たかったということで入院が必要となれば入院っていうのも当然これは外来診療病院、これはコロナを受け入れる病院でもありますので、そういうこともあり得ますが、基本的には自宅療養の方ですから、重くなる前にやる措置ですので、自宅療養でも、そこで重症化を防ぐという仕組みです。抗体カクテルの外来での投与、これはスピード感を持って進めていきたいと思います。もう準備はほぼ整っていますので、国からのゴーがあれば開始をしたいと思います。次、お願いします。 この抗体カクテルで先ほど申し上げた、抗体カクテル療法をするに当たって、患者さんが病院まで行く手段、ここの確保、これはもちろん自分で行ける方はいいんですけれども、自分ではなかなか行けないよという方もいらっしゃると思います。併せて、短期入院型の抗体カクテル、これもすでに開始をするということで発表してますが、1泊2日の短期入院して、そのあと下りホテル療養に入るということについても、短期入院先の病院からホテル療養までは、これはホテル療養の仕組みでタクシーを準備してできるわけですけど、そこの短期入院の病院に行くまでの足の確保をどうするのか。それから医療機関で治療を受けて症状が安定して自宅療養になる場合、本人としては健康な、大丈夫な状況になっていたとしても、これは10日間でやっぱりさまざまな国の隔離すべしという期間があります。感染症にも指定されていますから。その期間はやはり電車とか普通にタクシーが使えないというのが基本です。本人は元気だったとしても使えない、人にうつす可能性がある。 そういった患者さんで自宅療養に切り替え、医者の目線からすると自宅療養に切り替えても大丈夫だと。そうすることで病床が空くんだけれども、期間がまだ、日数があってなかなかそれがならないっていうような場合に、自宅療養だったり、これはきのう申し上げた下りホテル療養もこれはあるんですけども、自宅療養になった場合には搬送手段、これはもう自身で移動できる人はいいんですけれども、そうじゃない方はなかなか難しいということで、実はいろんな仕組みを構築していく上で課題になっている1つとして、コロナの陽性者の方の移動手段の確保というのがあります。