大阪府・吉村知事が定例会見8月25日(全文2)特措法に基づき病床の確保を要請
既存の軽症・中等症病院は1.35倍の病床の確保を
あとは一般、小児であったり妊産婦とはちょっと離れて、一般の軽症・中等症病床について、さらに98病院、約380床の確保の要請をお願いいたします。緊急確保要請ということになります。病床はどこを活用するのかといえば、これは患者受け入れに伴って、休止している病床というのが結構ありますから、休止病床を活用して、新たに380床をお願いしたいと思っています。休床じゃなくて、休止で、休床補償の対象になっているとかではなくて、そもそもコロナ病床をつくるときに、ほかの一定の病棟、病床をつぶしてつくってるというところも結構あります。そのときに休止病床というのは必ず病院の中に出てきますので、その休止病床、今は動かしてないけども、ベッドとしてはあるというところについて、ぜひ活用をお願いします。そこで病床の確保をお願いしますということです。これは98病院380床と。対象は軽症・中等症病院です。 現在すでに確保してくれています。現在すでに確保している病床に申し訳ないけどお願いします。現在、確保している病床数に約1.35倍を掛ける、その病床をお願いします。現在1.35倍をお願いしたいと。最大60床までです。60床以上、今すでに確保しているところには、それは最大60床までということですので、これ以上の要請はしませんが、最大60床とした上で、1.35倍の病床の確保を既存の軽症・中等症病院にお願いをしたいと思っています。
軽症・中等症病床は3000床に近づけたい
ちなみに前回、感染症法に基づいて、490床の確保の要請をしました。この状況ですけれども、軽症・中等症病院、約40病院、これはそもそも基準、軽症・中等症の第4波が終わったあとで、一定の許可病床数に対して公立とか私立とかを分けて、一定の許可病床数の1%とか何%はコロナにお願いしますということでやって、その病床に満たしてない軽症・中等症病院に感染症法に基づく要請をいたしました。今回の要請は府でお願いした基準を満たして病床を確保してくれた病院に、申し訳ないけど、さらにちょっと1.35倍お願いしますということで、対象先が違います。 そしてもう1つお願い、そこの満たしてなかった病院に、40病院にお願いした中での結果ですけれども、3病院については応じてもらえるということで12床、これは新たに確保いたしました。それ以外にも16病院から約50床については確保しますということで今検討してくれてますので、これは見込みとしては、まだ病床数には入れませんけども、確保の話が進んでいるという状況です。 併せて40病院と、もう1つ40病院にお願いしたのが、二次救急の医療機関にお願いをしました。内科、呼吸器内科にお願いをしまして、そもそもコロナを受け入れてない病院だけども、二次救急をやって、救急患者を受け入れるような病院で、力もあるわけですから、しかも呼吸器内科、あるいは内科がある病院なので、せめて1床でもお願いしますということでお願いしているわけですけれども、現在は答えとしてはゼロです。ゼロ病院、合計ゼロ床です。ただ、9病院については10床までであればなんとか確保できるかもしれないということで、今これは検討してもらってます。 感染症法に基づいて、今コロナ、大阪府のお願いに基づいて、コロナに十分に関与してない病院にお願いしている分についての結果はこれです。最後の【治療 00:44:51】に基づいてやった結果がこれです。今回これとは別に380床、すでに大阪府の基準に基づいてお願いしている病床を確保してくれているところに申し訳ないけども、緊急でということでお願いをします。 それから現在、軽症・中等症の確保最大数ですけども、2641床です。少しずつ増えていっているわけですけれども、2641床ということで、なんとか今回の380床も含めて、3000床に近づけていきたいということを思っています。