大阪府・吉村知事が定例会見8月25日(全文2)特措法に基づき病床の確保を要請
16病院に対して25床の要請
すでにいろんなタクシー会社、大阪府と契約をしてやっていただいていますが、これ以外、これはもうバス会社とかいろいろあると思いますので、手を挙げていただけるところは手を挙げていただきたいと思っています。次、お願いします。 病床の確保についてです。あらためて病床の確保要請をいたします。現状、特に軽症・中等症病床を中心に非常に逼迫をしているということもあります。また感染症法に基づく要請をしましたが十分な確保に至っていないという現状もあります。また、あらためての要請を出させていただきます。併せて妊婦さん、妊産婦さんの病床の強化、小児病床の強化、この要請をさせていただきます。特措法に基づいてやります。 まず妊産婦さんの受け入れについてです。これは総合周産期の母子医療センターと地域の母子医療センター、それぞれに特措法に基づいて要請をいたします。16病院に対して25床の要請をします。これは新規の確保というよりは、既存の病床で妊婦さんを診てくださいねということになりますので、総数が増えるわけではありませんが、妊婦さんも診てくださいということを増やしていきたいと思っています。 まず現状ですけれども、妊婦さんの受け入れとして重症では10床、そして軽症・中等症47床、全部で57床、約60床を確保しています。重症に入られている方は今はいらっしゃいません。そして軽症・中等症に入られている方はいらっしゃいますけど、だいたい30%ぐらいの使用率と聞いています。もちろんこの妊産婦受け入れ病床じゃない一般のコロナ病床に妊婦の方も入られている方もいらっしゃるかというふうには思いますが、専門で今確保している病床についての内訳です。
少なくとも2床以上お願いしたい
そしてここなんですけれども、特に軽症・中等症、これ以外にもお産をする病床、急遽のときにお産ができる病床、これは非常に高度な施設が必要となりますが、ここについては19床、これとは別途確保をしています。子供の命が失われることがないように専門のお産、コロナ陽性者のお産を受け入れるという病床も確保しています。 これは、今回はそれ以外でありまして、軽症・中等症の病床において妊産婦の受け入れを増やしてくださいということです。先ほど申し上げた病院、総合医療センター、総合の母子医療センターと地域の周産期の母子医療センターについて、それぞれの病院で、少なくとも2床以上は確保してくださいということになります。 これはどういうことかというと、それぞれの母子医療センターで、妊婦さんはコロナの陽性者として受け入れていない、あるいは病床も例えば1床とか少ないけれども、それ以外の一般の方のコロナ患者を受け入れているという病院が非常に多くあります。その一般の方を受け入れてくれている病床に、今後やっぱり妊婦さんも入れてくださいねということになります。だから病床数を増やしてくださいということではありませんが、既存病床を活用して、やはりこの母子医療センターですから、妊婦さんの受け入れをやってください。少なくとも2床以上お願いしますということです。 つまり今現在2床以上になっていないという病院を、どれだけやるかというと、16病院で25床ありますから。16病院25床については妊産婦さんの受け入れをしてくださいと。一般の方もそうですし、妊産婦の方も受け入れしてくださいということで、要請をいたします。 そして小児です。小児病床についても24病院、ここは約45床、これは追加、新規で新たな病床の確保をお願いします。これは病床数をお願いする、分母としての病床数を増やしていくということにもなります。 現状ですけれども、重症については15床確保しています。小児病症です。それから軽症・中等症60床を確保しています。今、現在重症はゼロです。その中で、やはり子供の感染も増えてくるということで、地域で小児の受け入れをしている拠点となる病院がありますから、その病院については一定の割合、確保病床、コロナはだいたい受け入れてくれてますけど、確保病床に対する一定の割合、約7%としまして、それを小児病症として確保してください。軽症・中等症、小児病床の軽症・中等症を約45床、24病院に新たに確保、要請をいたします。次、お願いします。