菅首相が「宣言」延長&「退陣」会見(全文3完)ワクチン・検査パッケージ導入を検討
菅義偉(よしひで)首相は9日夜、官邸で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「菅首相が会見「社会経済活動、正常化へ」 ワクチン接種証明などで制限緩和(2021年9月9日)」に対応しております。 【動画】菅首相が会見「社会経済活動、正常化へ」 ワクチン接種証明などで制限緩和(2021年9月9日) ◇ ◇
莫大なエネルギーとはどういうものか
ニッポン放送:ニッポン放送、畑中と申します。コロナと総裁選の準備ということで、莫大なエネルギーが必要だと、総理はこうおっしゃいました。莫大なエネルギーというよりも、菅降ろしのエネルギーに気おされたんではないかというのが、正直な印象があるんですけれども、総理の今おっしゃった莫大なエネルギーというのは、いったいどういうものなんでしょうか。 そして振り返れば、これはたらればではあるんですが、例えば発足直後に国民に信を問うという選択肢もあったと思います。そのほか、私どもメディアのシミュレーションを見るまでもなく、解散のチャンスは幾つかあったかと思いますが、結局ここに至っているという点で、何か悔恨の念とか、そういったものがあるのかどうかお聞かせください。 司会:お席にお戻りください。 菅:私自身、莫大なエネルギーと申し上げましたのは、まさに莫大なとてつもないエネルギーが必要だなと思いました。今回は現職の内閣総理大臣としてコロナ対策の最高責任者でありました。ですからこのことについて聞かれたときに、私は常に新型コロナ対策最優先ということを申し上げてきました。そこはやはり責任を持ってやらなきゃならないという強い思いの中であります。 それと同時に、私自身がこの総裁選挙に出馬をすると、そうした準備とかそういうものを進めるについてどうしても毎日の公務をこなしながら、私は派閥はありませんので、そういう意味で自らいろんな行動をしなきゃならない。そういうことにも直面をいたしました。それと同時に、やはり12日の緊急事態宣言、これが解除されないままでということに対しては私自身もやはりずっと心の中に残っていたもの、頭の中に残っているものがありましたので、そういう中でそこは判断をさせていただいたということです。