大阪府コロナ会議後、吉村知事囲み取材(全文3完)帰省はできるだけ控えて
府の財源への影響をどう考えているのか
大阪日日新聞:その府の財政調整基金も春以降、取り崩しが続いてまして、だいぶ今少しずつ減っている状況かと思うんですけれども今後、第4波に備えても、財調基金っていうのが必要になってくる場面というのも出てくるかと思うんですが、府の財源の懸念とか影響、今後もしお考えのことがあれば教えてもらえますでしょうか。 吉村:府の財政はやはり厳しいと思います。これは僕自身も大阪市長時代から財政運営っていうのはしてきましたから、財政運営っていうのはやっぱり厳しいだろうなというふうに思ってます。 この間、緊急事態宣言のときに休業要請支援金だけじゃなくて、休業要請外支援金というのもやりましたし、そういった意味ではこれまで必要な支出は、今すべきことはやろうというので、どんどん支援策も打ってきてます。 ただその中でも国からの交付金、これは大阪が今一番多く支給もいただいてますし、財調基金が減ってる分、国からの交付金もある、それをトータルで見たときには十分予算としては運営していけるというふうに判断をしてますし、実際そういう状況だろうと思ってます。 あとは第4波が、第4波っていうか、今、第3波の途中ですけど、このひと冬を超える中で、まだそういった新たな問題点っていうのはあるかもしれませんが、それが出たときにもやっぱり適切な財政出動をやって、このひと冬を乗り越えるというのは、僕はちょっとそこに力を入れたいなと思います。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:ほかにございませんか。ないようでしたらこれで終了いたします。 (完)【書き起こし】大阪府コロナ会議後、吉村知事囲み取材