コロナ「5類相当にすべきとの意見に賛成」大阪・吉村知事会見6月15日(全文3)
育児休業は今34%で目標を達成
吉村:まず現状ですけれども、次世代育成支援対策推進法がありまして、それに基づく特定事業主行動計画というのがあります。これが大阪の場合、令和6年度までの計画がすでにあります。その計画の中で、男性の育休取得が30%以上と。そして、育児参加休暇というのがあるんですけど、育児参加休暇の取得率は100%以上と。あとは年休があるんですけども、一定の目標を立てています。 その中で、育児休業については今34%で、目標は達成をしています。ただ、育児参加休暇については78%、約80%で、目標100%には達してませんが、年々増えてきているという状況でもあります。今回、イクボス宣言をいたしました。こういった育休であったり、育児参加休暇をぜひ積極的に職員は取ってもらいたいなというふうに思います。 また積極的に取りやすい環境、これが僕は非常に重要だと思っています。制度はもうあるので、あとはやっぱり環境が非常に重要です。というのは、それぞれの職場っていうのがあるんですけど、それぞれの職場の空気感っていうのが、たぶん僕はあると思っていて、慣習とか空気感があって、いや、育休なんて取るの? みたいな空気感があると、なかなかそれは取れないですよ。いや、男性が育休ってどういうこと、みたいな空気があると取りにくい。 でも上司が、いや、もうどんどん育休取ってよと。その分、それは大事なことだから、メンバーでしっかりやっていくからというような空気感があれば、これはやっぱり取りやすい。これ、非常に職場の空気感って大事だと思っています。ですので、職場で育休を取ることが、男性も育休を取るということが、それは別におかしなことでもなんでもなくて、これはむしろ推奨してるんだということを、今日の宣言の下に、それぞれの上司、部局長に共有をしたいと思います。これ、共有することになります。今日、こうやって発表したわけですから。 あとは、さまざま制度も変わって、分割取得ができるようになりましたから、そういった意味ではお父さん、お母さん、別々に分割して取るというようなことも、いろんなパターンができると思いますから、積極的に分割取得の制度なんかも活用しながら、男性職員もどんどん育休を取ってもらいたいと思います。 司会:次にご質問。関西テレビさん。 【書き起こし】大阪・吉村知事会見6月15日 全文4に続く