コロナ「5類相当にすべきとの意見に賛成」大阪・吉村知事会見6月15日(全文3)
府全域で7月下旬ぐらいから始めたい
ですので、さまざまな手続き等を考慮したときに、7月下旬ぐらいから配布が始められると。それはどこの市町村というんではなくて、基本的には大阪府全域で7月下旬ぐらいから始めていきたい。ちょっと完了はもう、なかなか難しいですけども、配布の開始自体を7月下旬を開始できるように、目標にして進めていきたいと思っています。 ただ、市町村もできるだけ早期にやるということで、この間、市町村説明もやっておりますので、その市町村説明の中で、ある市町村からは、もしこれ、自分のところで上乗せをしてできないものかというようなご意見もありましたので、それはもうわれわれ、市町村の意見も踏まえながら進めていくのが大阪府だと思ってますから、そういったこともできるようにするという仕組みを今つくってます。ですので、ちょっとずれることはあるかもしれませんけども、基本的には7月の下旬から、大阪府全域で、できるだけ早く事業の開始、ギフトカードのお届けを順次していきたいというふうに思ってます。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:次にご質問。時事通信さん。
どのような方法で協力をお願いするのか
時事通信:時事通信の【コニシ 00:53:42】と申します。高齢者施設等における新型コロナウイルス感染症の発生時の対応訓練についてですが、5月23日に依頼をして、今日までに6割弱が訓練を実施したということで、これについての評価と、行っていないところについては働き掛けをしていくとおっしゃっておりましたが、どのような方法で協力をお願いしていくお考えでしょうか。お願いします。 吉村:まず、この間、5月の23日から依頼をいたしまして、まだ1カ月たってないという状況の中で、約60%の高齢者施設の事業者がこれをやってくれたということは、僕は非常に前向きに捉えています。ご協力に感謝申し上げます。全部で3680カ所、3700カ所ある高齢者居住系の施設、これは東京が約3100施設といわれてますから、東京よりも多い3700施設、大阪府にある高齢者施設で60%がこの訓練に参加して、実施していただいたということは、非常に数とすれば僕は多いというふうに思っています。 ただ、そうはいっても、まだあと40%はやってない、あるいは6月17日までに府に報告にしていますので、今日、定例会見ということで中間報告させてもらいましたが、今日やってるところもあると思いますし、もうすでにやっていて、府の報告だけがまだ遅れているところもあると思います。ですので、来週の月曜日辺りには確定数字が出てくるとは思いますので、この数字はまだ上がると思います。 それでも、じゃあ100%に近いかといったら、絶対そうじゃないと思いますので、残りの、この訓練等やっていただけてない施設については、もう個別にアプローチをしていきます。ですので、どういう状況ですかということを、個別に福祉部から確認をして、なんか困ったことであったり、あるいは、ああ、それ知らなかったとか、いろいろあるとは思いますけれども、個別にアプローチをして、いざコロナのクラスターが発生したらどうするかということのシミュレーションをやってもらいたい。なので、アウトリーチをしていきます、今後。 時事通信:コロナに関してもう1点なんですけれども、今年の冬は新型コロナウイルスと季節性インフルエンザが同時に流行するという見方があります。昨日の会議では、検査キットの使用やオンライン診療の活用が有効であるとの、専門家からの意見が出ておりました。このような意見を受けて、検査キットの使用やオンライン診療を府としてはどのように広めて、コロナ対応に当たる医療機関を増やしたいと考えておりますか。よろしくお願いします。