3位浮上の中日は8年ぶりのAクラス入りを果たせるのか
昨シーズンも中日は終盤にそういう勝利パターンを確立させていた。学習して強くなるのが中日の特徴であるのならば8年ぶりのAクラス確保に希望は持てる。 「いつも言うように、順位を1個でも上げていく、そして1つずつ勝っていく。1つ1つそういうふうに形がいい方向に変わっていくことは選手の自信になっていくと思う。まだまだ先はありますが」 3位浮上の意義を問われた与田監督は、熱い信念を繰り返し、こう続けた。 「今までも勝負はずっとかけてきている。結果を出さないと、当然いろんな見方をされる。そういうプレッシャーの中で、昨日、今日勝てたというのは、選手たちの自信になって欲しいと思う」 今日の先発は松葉。一方、横浜DeNAの先発は大貫である。 46歳の誕生日に4位に転落したラミレス監督は、こんな話をしていた。 「明日、勝つと3位。連敗の後には連勝がくる。まったく心配はない」 だが、今季絶好調のリードオフマンの梶谷が「背中に硬さが出た」(ラミレス監督)との理由で、スイング後に打席途中でベンチに下がった。今日の出場はおそらく難しいだろう。Aクラスを維持したい中日にとっては“追い風“である。