小池都知事が記者会見8月21日(全文1)感染防止・熱中症予防の2本立て
8月28日から卒FIT家庭を募集
再エネ電力の買い取り、それから都有施設への供給につきましては、都と契約をしました電力供給事業者の出光グリーンパワー株式会社が実際には行うことになります。卒FIT家庭で消費されなかった電気でありますが、都がキロワットアワー当たり1.5円を上乗せさせていただきます。ということは通常よりもお得な価格、11円になりますけれども、こちらを出光グリーンパワー株式会社が買い取ると、11円で買い取ってもらう。買い取り期間は今年の12月から3年間、2023年11月までの3年間となります。 来週8月28日から卒FIT家庭の募集をいたしますので、買い取りをご希望のご家庭ではぜひ申し込んでいただきたい。先着順になります。約1000件のご家庭の太陽光パネルの設置規模に当たるのが、約5000キロワットになりますけれども、その5000キロワットに達し次第この買い取りを終了させていただきます。出光グリーンパワー株式会社のホームページからのお申し込みになりまして、お早めにぜひ皆さんのお宅の屋根で発電をしたその電力を都の特別支援学校などで生かしていただく、ぜひこの都有施設で有効活用させていただきたいと思いますのでお申し込みいただきたいと思います。詳細、環境局のほうにお尋ねいただければと思います。 それからパラリンピック1年前でございます。来週の月曜日、8月24日からは、来る8月24日の月曜日が東京2020パラリンピック競技大会の開会1年前ということになります。新型コロナウイルスの感染症を乗り越えて人々がその絆をさらに強めた象徴となります、希望あふれる大会を実現したいと、こう考えております。練習環境など、なかなか今は制約があります。しかしながら未来に向けて頑張っているアスリートの皆さんを一緒に応援していきたいというものであります。
パラ五輪まで1年。動画でメッセージ発信
そこでこのたびパラアスリート、パラスポーツを応援しようという趣旨で実施をする都の取り組みをお知らせいたします。まず動画などでメッセージの発信をいたします。都はオリンピック・パラリンピックを目指す東京ゆかりの選手の皆さんを強化選手としまして認定しております。そしてその競技活動を支援しているということでありまして、そのうち東京2020パラリンピックへの出場、すでに内定しておられる方はたくさんおられるんですが、テコンドーの太田渉子選手ほか10名の方々から現在の活動状況、そして大会に向けた思いなどについてのメッセージをいただきました。都のホームページ、また東京動画から発信させていただきます。今日からの公開になります。 それに加えまして、パラバリ懇のメンバーであります、谷垣名誉顧問をはじめとするパラ応援大使の方々がたくさんいらっしゃいますが、この皆さま方からアスリートへの応援、そしてパラスポーツへの思いなどのメッセージもいただいておりますので同様に公開するというものでございます。一部ご覧いただきたいと思います。 太田(VTR):自分のできることを1日1日取り組んでいるところなので、私たちが活躍する姿を見て笑顔になっていただきたいと思います。 岩渕(VTR):自分が生まれ育った東京でパフォーマンスができること、本当に誇りに思っております。ぜひ1年後まで楽しみに待っていただけたらと思いますので、ぜひ今後ともご声援、よろしくお願いします。 根木(VTR):皆さん1人1人が夢や希望をしっかりと持って、互いに支え合い、笑顔で毎日を過ごしていきましょう。 猪狩(VTR):引き続き選手の皆さんをサポート、応援できるよう頑張っていきたいと思っております。ぜひ皆さんの力で東京オリンピック・パラリンピックを成功させましょう。 小池:ということで、この機会にあらためてパラスポーツへの理解を深めていただきたい、そういった思いでいろいろな発信をしていくわけですが、また加えまして人気漫画家さんが描き下ろしたパラスポーツの漫画パネル、それにパラアスリートの写真ポスター、これを展示をしていきます。都庁舎で行います。来週8月24日の月曜日からこちら、新宿の都庁第一本庁舎の1階で展示をいたします。また、都のホームページなどにも掲載をいたしますので、自宅でもご覧いただけるようになります。