小池都知事が記者会見8月21日(全文1)感染防止・熱中症予防の2本立て
QRコードで店の感染防止策の確認を
それから、今ご紹介したのが個人型でありますけれども、都内の劇場などで行う公演を支援するのがステージ型であります。このステージ型のほうは、今回応募された件数が1470件、その中から審査をいたしまして300件を採択いたしております。例えばBlue Note TOKYOのジャズ公演であるとか、二期会の方々のオペラ、それから観世会の能楽、人形劇、音楽、演劇、伝統芸能、本当に幅広い分野の企画がそろっておりまして、まさに東京の文化を高めていただいている皆さんであります。これらの動画につきまして、年末までに上映をして、撮影された動画には「アートにエールを!」の専用サイトで、また加えて発信をさせていただきますので、こちらもぜひご覧いただきたいと存じます。 それから虹のステッカーに関しての取り組みについてのご紹介であります。現時点で約21万枚のステッカーが掲示されているのは皆さんもあちこちで見掛けられていることかと思います。このステッカーの実効性の担保、そしてよりいっそうの活用の促進ということで、現在、都の職員が店舗などを訪問しておりまして、現地の確認であったり、普及啓発活動を展開しているところであります。 事業者の皆さんは、まずステッカーをダウンロードできるように申請をするときだけではなく、申請後も継続的に感染防止策の実施状況の点検をお願いいたしております。それから利用される皆さんは、このステッカーの右はじのところにQRコードがありますので、こちらで読み込んでいただいて、こちらの事業者の方々が実施しておられる感染防止策を確認していただければということであります。
Jリーグ・FC東京と連携して普及啓発
利用者の皆さまにはこれを安心の目印として掲示しているお店を選んでいただく、それから事業者の方と協力をして感染防止策を徹底いただくことをお願いしたいと思います。飲食店などでステッカーが張ってあっても、そこで大声で飛沫が飛び交うといったようなことはぜひお避けいただきたいと思います。 それからステッカーや感染防止策について、先日は大相撲の取り組みで、相撲協会にご協力いただきました。今回はJリーグのFC東京さんのご協力をいただくことになりまして、連携して普及啓発を実施してまいります。味の素スタジアムで開催される今シーズンのFC東京の試合で、8月26日から、来週でありますけれども、こちら横断幕、結構大きいです。だーっと。感染拡大の防止を、このスタジアムにおいて、大型の横断幕を使ってお知らせをする。そして26日はこの取り組みのキックオフといたしまして、都とFC東京の職員で普及啓発のチラシを、会場であります味の素スタジアムで配布させていただきます。 都におきましては今年の夏は例年と違いますよと、特別な夏ですよということを呼び掛けてまいりました。そして都民の皆さま方には旅行、帰省、夜間の会食、遠くへのお出掛けなど、お控えいただくようにお願いをしてまいったところであります。これまでのご協力に深く感謝を申し上げ、またお盆も明けたわけでありますけれども、会社、そして学校での活動も再開される。あらためて皆さま方にお願いをしておきたいと存じます。3つあります。 例えば夜間の会食の際は、防止策は万全に取っていただきたい。それから帰宅後はすぐに手洗い、消毒、それからタオルとかコップなどの、おうちでの日用品などは別々にすると。特に同居する方の中に高齢者がおられる場合は、家庭内にぜひ感染を持ち込まない、持ち込ませないという、その意識を強くお持ちいただければと思います。また、今日も暑いです。熱中症から命を守るために、医療機関の負担を軽減することにもつながりますので、感染の防止、それから熱中症予防の対策、この2本立てでよろしくお願いを申し上げます。あらためまして、医療従事者の皆さま方のご尽力、ご努力、感謝を申し上げたい。そして特別な夏を、今年限りの特別な夏にするためにも皆さまの引き続きのご協力、ご理解、よろしくお願いを申し上げます。