大阪府・吉村知事が定例会見4月7日(全文3)変異株は若い人にも広がりやすい
大阪府の吉村洋文知事は7日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事「医療非常事態」を宣言 定例会見(2021年4月7日)」に対応しております。 【動画】大阪・吉村知事「医療非常事態」を宣言 定例会見(2021年4月7日) ◇ ◇
危機意識を発信する上で、今のままでいいのか
産経新聞:最後にもう1点だけ、関連してなんですけども、例えば「大阪モデル」で言いますと7月から5カ月ほど黄色信号が続いていた状態があったり、例えば12月から3カ月ほど赤信号がついているという、その黄色信号、赤信号、警戒や非常事態を示す指標、ライトが長期間に及ぶことによって、府民の方の、良くも悪くも慣れということも懸念されるかと思います。より効果的に危機意識を発信する上で、今のままでいいのかというお考えはいかがでしょうか。 吉村:危機意識の共有というのは非常に難しくなってきている部分はあるのかなとも思っています。このコロナウイルスが始まって、先ほどもありましたけど、1年以上がたって、感染が拡大してくれば自粛をお願いして、そして一定収まってくれば、この社会経済を少しずつでも動かしていくということを繰り返してきたわけですけど、このウイルスの中身っていうのが、非常に見えてきたわけですね。だいたいどのぐらいの年代が重症化するのか、もうこれは高齢者に非常に偏っている、死亡も重症化も非常に偏っていると。その中で、いろんなお願いをして、そうじゃない世代の皆さんへのメッセージを伝えて、いろいろお願いをすることが、非常に、行動変容をお願いすることが、このウイルスの実態が見えてくればくるほど、コミュニケーションも、そして期間が長くなればなるほど難しくなってきているというのを感じるところでもあります。 そうでありながら、同じ新型コロナなんだけども、変異株と。特にイギリス型の変異株については、感染の速度が非常に速いですし、重症化率も高いということによって、既存株と違う部分がやっぱりあると思うんですね。違う部分があるというのを伝えるのも、なかなか簡単にはいかないし、今までのような、同じやり方でもなかなか、要は、リスクコミュニケーションとしては非常に難しくなりつつあるなと。これは尾身会長もおっしゃっていますけど、僕自身もそういうふうに思います。 ですので、もう丁寧に、本部会議もそうですし、こういった形で変異株の状況がどうなっているのかっていうのも丁寧にお伝えをし、僕自身も発信できればいろいろ発信をして、お1人お1人の行動変容のお願いをすると。感染が急拡大しているときは、そういったことをもう尽くしていくしかないんではないかというふうに思っています。 司会:【次の*******00: 42:04】。そしたら。