大阪府・吉村知事が定例会見4月7日(全文3)変異株は若い人にも広がりやすい
若者へのメッセージがあれば
飲食店も7割弱、大阪府全体の7割弱が大阪市内に集中していると思いますので、やはり大阪府全域に不要不急の外出自粛をお願いしながらも、繁華街である大阪市内をより集中的に対策を取るということが必要ではないかというふうに思っていますので、まん延防止の適用の範囲を、今の段階で市外、堺とか富田林とか河内長野とか、そっち側に広げるということは考えてはいないです。大阪市内のいわゆる心臓部というか中心部、ここをいかに強く抑えていくかが大阪における感染を抑えていくかの肝の部分になるのではないかと思っています。 毎日新聞:最後1点、すいません。変異株の分析のところで若者に対してかなり高い割合で感染が広がっている、また重症化も一定、若者に広がっているというようなお話がありました。そういったことを踏まえて、若者に対しての行動を見つめてもらう上でのメッセージというか、呼び掛けみたいなのはありますでしょうか。 吉村:若い方、これまでなかなか重症化率、重症化する方が少ないということでしたが、やはり重症化率も若い方でもこの変異株においては高まってきています。また、若い世代での感染の広がりというのが、この変異株においては非常に強く見られます。半分以上が若い人、若い世代、30代以下では広がってきている。しかも10代、今まで、これが少なかったんですが、10代でも広がりを見せている。つまり非常に感染力が若い世代でも高い状況で、そうなってくるとそこの若い世代から広がると同居の家族等、高齢者の方にも広がってきますので、命を守るという観点から、また自分を守るという観点からも、若い世代の皆さんの飲み会、宴会、コンパ、ぜひ控えてもらいたいと思います。 また併せて、これは飛沫感染とか、人と人との接触でしかこのウイルスは広がっていきませんので、本当にちょっとしたことも含めて感染対策の徹底というのを5月5日までお願いしたいと思います。 毎日新聞:ありがとうございました。