大阪府・吉村知事が定例会見4月7日(全文3)変異株は若い人にも広がりやすい
大学生の皆さんもご協力を
吉村:また、大学とかにもちょっと強くわれわれのほうからもお願いしたいと思いますが、大学のいろんな新歓コンパとか、大学での部活であったりだとか、そういったことも強く要請していきたいと思いますし、大学の学生の皆さんもここはご協力をお願いしたいと思います。人ごとと思わないで、自分たち若いから大丈夫だと思わないでいただきたいと思います。変異株は若い人にも広がりやすいし、また重症化も見受けられます。ぜひご協力をお願いしたいと思います。 司会:次お願いいたします。じゃあMBS。
本当に確保が必要な病床数は?
毎日放送:毎日放送、柳瀬です。今日の対策会議の中で重症化の病床、重症病床について、これまでに加えてさらに100床と追加で病院に対してお願いしたと思われます。中等症、軽症についてもこれまでに加えて350床と。この1年、ずっと病床については逼迫するたびにいろいろお願いをしてきたんですけれども、その重症病床、今、224からさらに100床というのはかなりハードルが高いと思うんですけれども、今、現実に100床お願いしたとは思うんですが、これについて実際に本当にどれくらい急いで知事としては確保しなければいけないというふうにお考えなのか、お伺いしてもよろしいですか。 吉村:1床1床の積み上げだと思っています。ご指摘のとおり、100床というのはかなり高い目標です。それができるんだったらなんで今までしてこなかったのって言われるぐらい、高い数の目標を設定しています。224床から1床ずつ積み上げるだけでも大変な状況の中、今やっていますが、この緊急事態ということですので、それぞれの大学病院であったり、中等症をやってくれている大きな病院であったり、これまで重症病床をやってくれた病院であったり、そういった病院の中で病床数に応じて基準も一定程度作って、分担をということでお願いをいたしております。 非常に高い目標数値で簡単にはいかないと思っていますが、1床1床確実に積み上げていきたいというふうに思っていますし、そこには大学病院、基幹病院、今、重症を治療してくれている病院の皆さんにご協力をお願いしたいと思います。 毎日放送:その病床を増やしていく上で、人材の確保というところも重要になってくると思うんですけれども、やはり今日、看護師さんの募集もされていたと思うんですけれども、年度替わりで新しい体制になる中で、各病院であったり、実際の看護師の不足というのは結構現場からは聞こえてくるんですけれども、知事としてその辺りどのように感じておられるのかというところと、あらためて看護師さんの募集について呼び掛け等ありましたら。 吉村:ちょうど今、年度替わりの時期でありまして、それぞれの病院においても新しい看護師さんが来られたり、あるいは退職をされたりということで、人が大きく入れ替わっているということも病院から報告を受けています。ですので、病院の受け入れ体制としてもそういった年度替わりの時期でなかなか簡単にはいかないんだということも報告を受けて、まさにそういう状況だというふうに思っています。