小池都知事が記者会見10月30日(全文1)都発熱相談センター、30日開設
日常備蓄キャンペーン動画を作成
男性(VTR):ちっく、ちっく、日常備蓄。ちっく、ちっく、日常備蓄。 男性(VTR):何すんだよ。 男性(VTR):日常備蓄を知ってるかい。 男性(VTR):知らない。 男性(VTR):災害に備えた食料準備、日頃から物を少し多く買えばオッケー。今やろう。 男性(VTR):やります。 男性(VTR):「日常備蓄だよ!貝社員」、クイズ動画、公開中。 小池:はい。ということで、こちらの動画、11月中、ウェブそしてSNSへのターゲット広告を行います。また、渋谷、原宿など大型ビジョン、そして東京動画でも放映をいたします。また、楽しいクイズなどを盛り込みました動画も東京都防災ホームページで閲覧できますので、楽しみながら防災について考える行動を取っていただく、その参考になるかと思います。 それからさらに来年の1月でありますけれども、都営交通のほうでラッピングバスを運行したり、また防災グッズを懸賞とするアンケート付きのリーフレットの配布を行います。手に取っていただいて、回答のほうにもご協力をお願い申し上げます。都民の皆さま方には、この期間中に「5つのステップでいまやろう。」を合言葉にして、日常備蓄を実践していただきたいということであります。以上、私のほうから盛りだくさんでしたが、ご報告です。
検査の拡充幅を6.5万件に設定した理由は
共同通信:10月幹事の共同通信の恩田です。幹事社から2点お伺いします。先ほど知事の発言にありました、コロナとインフルエンザの同時流行に備えた対策の件なんですけれども、検査の拡充幅を6.5万件に設定した理由や根拠についてもう少し詳しくお伺いしたいのと、現状の検査能力でまだ余力のある状態が続いていますが、余剰分の有効な活用方法についてもお願いします。 小池:先ほどご報告させていただいた1日6万5000件の検査能力を高めるということであります。それから検査処理能力については民間検査機関や医療機関などに調査を行って把握をしているところで、10月1日の時点では、モニタリング会議のほうでも発表だったかな、お伝えもしてまいりましたけれども、1万200件。そのあと検査機器の導入補助を進めることで検査処理能力は増強されておりまして、現時点で約2万5000件まで確保ができているということです。 そして今日発表させていただいたピーク時1日当たりの検査需要、約6万5000件についてでありますけど、そもそもこれは国が示した計算式をベースにして算出した数字になっております。そして新型コロナの検査需要に加えて、インフルエンザの流行で、発熱患者の検査需要を考慮して設定をしたものであります。これについての検査の算定式等々については、過去のインフルエンザの流行状況などを勘案して、たとえ多くの発熱患者が発生しても適切に検査ができる体制を確保するというものでありまして、また詳細については検査体制整備計画のほうにも記載しているので、参考にしていただければと思います。 逆に言えば余剰の活用もしたらどうかという話になりますので、東京iCDCの専門家の皆さま方からはご意見いただきながら、それらも活用できるようにしていきたいと、このように考えています。 【書き起こし】小池都知事が記者会見10月30日 全文2に続く