見解組織の同調性バイアスによって、制度を活用できる権利があるのに躊躇してしまう人も多いだろう。そうすることで制度が「ゾンビ化」するのも分からないでもない。 ここで有名な「飛べないノミ」の話を簡単に紹介したい。 蓋をしたコップにノミを入れると、最初のうちは元気よくぴょんぴょん跳ねる。しかしどんなに高くジャンプしても蓋にぶつかるため、ノミはしばらくして学習するのだ。自分のジャンプの限界値をである。 こうなると、蓋を外してもノミはコップの外へは飛んでいかなくなる。本来ははるか遠くまでジャンプできる力があるにもかかわらず。まさにこれが同調性バイアスにかかっている状態だ。 この問題はリーダーの心構えだけでは何ともならない。蓋の存在を知らないノミ(しがらみのない新しいメンバー)の登場が不可欠なのだ。そういうメンバーに積極活用してもらうことで、ゾンビ化した制度も息を吹き返すことがある。
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コメンテータープロフィール
企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。
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