Yahoo!ニュース

横山信弘

横山信弘認証済み

認証済み

経営コラムニスト

報告

見解「不適切にもほどがある(ふてほど)」と「オールドメディア」の両表現は、似たような部分もある。長く続いた古き(良き?)時代の終焉という点で。 しかし「ふてほど」と「オールドメディア」には大きく異なる点がある。前者は多くの人がクリティカル(批判的)な視点で観ているのに対し、後者はネガティブ(否定的)な視点で捉えていることだ。 「クリティカルシンキング(批判的思考)」という言葉があるように、クリティカルというのは客観的に分析し、検証するという意味がある。「ふてほど」のドラマは、昭和の時代は本当によかったのか? 意外といい面もあったのではないか? という検証をしているからこそ話題になった。 いっぽう今回の「オールドメディア」の取り上げ方にはネガティブなニュアンスしかない。客観的ではなく、どちらかというと主観的、感情的なのだ。だから両者は似て非なる言葉と言えよう。

コメンテータープロフィール

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

関連リンク(外部サイト)

横山信弘の最近のコメント