補足東京都の調査結果※を見ると、家事・育児分担について、男性の78.3%が満足しているのに対して、女性の満足度は48.0%でした。配偶者に対する不満について、男性では「特に不満はない」が47.0%で最多でしたが、女性は「自分が言わないと、家事・育児をしてくれない」が37.7%で最多となりました。 ※令和5年度 男性の家事・育児実態調査 家事は女性がするものという時代ではありませんので、互いに分担やその方法をよく話し合い、妥協できる点を見出したり、やってくれたことに感謝するなど、互いの不満を軽減するようにしたいものです。 また、「家事をシェアしやすい」「家事が楽になる」間取りへの注目度も高まっています。たとえば、家事室やランドリールームの設置。洗濯物を畳む、アイロンをかけるなどが一度にできたり、畳んだものを各自の収納場所に仕舞い各自が管理するなどです。
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コメンテータープロフィール
早稲田大学卒業。リクルートにて、「週刊住宅情報」「都心に住む」などの副編集長を歴任。現在は、住宅メディアへの執筆やセミナーなどの講演にて活躍中。「SUUMOジャーナル」「東洋経済オンライン」「ビジネスジャーナル」などのサイトで連載記事を執筆。宅地建物取引士、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー等の資格を持つ。江戸文化(歌舞伎・落語・浮世絵)をこよなく愛する。
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