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山口健太

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解説改札機へのタッチ自体を不要にする技術は目を引くものの、「今後10年以内」の構想であり、当面はセンターサーバー化によるエリアの拡大など、現状のSuicaをより便利にする方向性が中心になるでしょう。 Suicaの上限金額は2万円しかなく、駅ナカなどで買い物に使いにくいという課題がありました。その弱点を突いてコード決済やクレカのタッチ決済が勢力を伸ばしているだけに、「上限突破」は注目されそうです。 アプリを中心にチケットやクーポンを連携させる動きは、他の経済圏に対抗するものといえます。経済圏としては後発になりますが、4割引の特典でJRE BANKが大きな話題になっているように、独自の魅力を出していく余地はありそうです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 小林拓矢

    フリーライター

    見解JR東日本では、Suicaのセンターサーバー化を進めている。 これにより自動改札機で計算しなくてもよ…続きを読む

  • 山口真一

    国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授

    解説Suicaの大規模アップデートは、キャッシュレス決済市場の競争が激化する中、利便性向上を目指す重要な…続きを読む

コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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