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山口健太

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ITジャーナリスト

報告

解説クレカの不正利用金額は2024年も過去最高を更新する見通しです。その大半は盗んだカード番号を使ったオンラインショッピングとみられ、カード会社間で情報を共有することで商品の発送を止める仕組みは有効な対策といえます。 カード番号の漏洩も増えています。入力フォームを狙った攻撃では、利用者が入力したカード番号やセキュリティコードがそのまま流出しています。カード番号はすでに流出していることを前提にした対策が求められるでしょう。 買い物時に追加の認証を求める3Dセキュアの導入も進んでいるものの、不正利用においてはこれを回避する対策も進んでいるとみられます。3Dセキュアを突破された場合の対策が必要になってきている印象です。

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コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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