NHKの受信料収入が402億円減少 令和6年度中間決算 受信契約は半年で27万件減
NHKは19日、令和6年度中間決算の概要を発表した。令和5年10月の受信料値下げなどが影響し、受信料収入は前年同期比402億円の大幅減少。中間決算では5年連続の減収となった。事業収支差金は48億円の黒字を確保したが、通期では赤字に転落する見通し。8千億円超ある純資産から充当する。 【表でみる】なぜNHKに受信料を支払わなければいけない? 事業収入は同382億円減の3083億円で、うち受信料収入は2958億円。中間決算の公表を始めた平成23年度以降、3千億円を下回るのは初めてという。事業支出は同78億円減の3035億円だった。 受信契約総数は半年で27万件減少の4080万件。1年以上受信料を支払っていない未収数は半年で2万件増で、168万件だった。