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山口健太

山口健太

認証済み

ITジャーナリスト

報告

解説磁気乗車券は改札機の維持にコストがかかるのが難点ですが、かといって交通系ICも機器の導入コストが高いことから、より低コストな技術としてQRコードや顔認証、クレカのタッチ決済を採用する事例が増えていくと予想されます。 顔認証は手ぶらで利用できるのがメリットですが、事前に登録が必要というハードルがあり、顔情報の登録に抵抗を覚える人も一定数いると考えられます。ユーカリが丘線では、顔認証とQRコードのどちらかを選べるようです。 より大規模な事例としては、Osaka Metroが顔認証改札機の設置を始めており、2024年度末の利用開始を予定しています。大阪・関西万博とあわせて顔認証の認知度が高まるか注目されます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 伊原薫

    鉄道ライター

    補足ユーカリが丘線は、このエリアの開発を手掛けている山万が街開きに合わせて建設した路線です。当時は同線の…続きを読む

  • 宮武和多哉

    ライター(乗り物・モビリティ全般、観光、ご当地グルメ)

    補足顔認証での乗車はドイツ・ズートクロイツ駅や中国・武漢駅など(いずれも2017年)で導入実績があります…続きを読む

コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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