解説磁気乗車券は改札機の維持にコストがかかるのが難点ですが、かといって交通系ICも機器の導入コストが高いことから、より低コストな技術としてQRコードや顔認証、クレカのタッチ決済を採用する事例が増えていくと予想されます。 顔認証は手ぶらで利用できるのがメリットですが、事前に登録が必要というハードルがあり、顔情報の登録に抵抗を覚える人も一定数いると考えられます。ユーカリが丘線では、顔認証とQRコードのどちらかを選べるようです。 より大規模な事例としては、Osaka Metroが顔認証改札機の設置を始めており、2024年度末の利用開始を予定しています。大阪・関西万博とあわせて顔認証の認知度が高まるか注目されます。
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コメンテータープロフィール
(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。
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