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宮武和多哉

宮武和多哉

認証済み

ライター(乗り物・モビリティ全般、観光、ご当地グルメ)

報告

補足顔認証での乗車はドイツ・ズートクロイツ駅や中国・武漢駅など(いずれも2017年)で導入実績がありますが、定期券などの機能を盛り込んだ実用目的には程遠いものでした。 一方で、記事中にある自動改札機の維持には、各社とも頭を悩ませています。切符の向きを揃えて読み取るという経路でよく故障が発生するものの、大手のように「AIで故障個所を予測、点検回数30%減(JR西日本)」ほど券売機の使用頻度がなく「導入費用は2倍、年間経費4倍」(那覇市の試算。市議会資料より)という交通系IC対応のコストをかけるような事業規模はありません。他社との乗り入れや連携がなく、全長4.1Kmの鉄道・バスともに小規模なユーカリが丘ならではの施策と言えそうです。 山万の本業は不動産業であり、街づくりのプロとしての活用方法があり、ほかの鉄道・バス会社にもノウハウを応用できるでしょう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 伊原薫

    鉄道ライター

    補足ユーカリが丘線は、このエリアの開発を手掛けている山万が街開きに合わせて建設した路線です。当時は同線の…続きを読む

  • 山口健太

    ITジャーナリスト

    解説磁気乗車券は改札機の維持にコストがかかるのが難点ですが、かといって交通系ICも機器の導入コストが高い…続きを読む

コメンテータープロフィール

宮武和多哉

ライター(乗り物・モビリティ全般、観光、ご当地グルメ)

鉄道全線完乗・路線バス1800系統乗車・フェリーなど船舶60航路乗船(いずれも国内・202年現在)47都道府県で通勤ラッシュ巻き込まれ&100Km以上ドライブを経験。モードにこだわらず「乗りもの」全般をカバー。 ☆☆ 全国の駅弁・駅そば・ご当地料理を食べ歩き、おうちで再現レシピも作成します(「再現料理人」としてNHK「さし旅」で指原莉乃さんと共演等経験あり)  ☆☆ 香川県高松市出身・兵庫県・大阪府・高知県・東京都・神奈川県などに在住経験あり  ☆☆ 著書「全国オンリーワン路線バスの旅2」(イカロス出版)2022年6月28日発売!

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