解説売上高、EPS、第4四半期のガイダンスがいずれも市場予想を上回り、無事に乗り越えた感があります。成長率は徐々に鈍化していますが、原動力となっているビッグテック各社によるAI投資はまだまだ続きそうです。 次世代チップ「Blackwell」の争奪戦では、トランプ政権で影響力を行使するとみられるイーロン・マスク氏の動向も気になります。日本ではソフトバンクが2025年初頭までに導入する方針で、創業者同士の人脈を活かせるのが強みといえそうです。 NVIDIAは1社で米国主要500社の時価総額の7%前後を占めており、市場全体を揺るがすインパクトを持っています。次の決算では昨年同期比で7割増という高い成長が期待される中、少しのつまずきも許されない状況が続きそうです。
コメンテータープロフィール
(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。
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