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山田順

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作家、ジャーナリスト

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見解トランプは「人種差別主義者」というより「白人優位主義者」(white supremacy)。メキシカンは「麻薬中毒患者でレイプ魔」、ハイチほか中米・カリブ諸国とアフリカ諸国の人々を「肥溜(shithole)のような(汚い)国の連中」と言い、移民は「ノルウェーのような国からもっと連れてくるべき」と発言したことがある。  おそらく彼はベストセラー『もしも世界が100人の村ならば』を読んでいない。「その村には57人のアジア人、21人のヨーロッパ人、 14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がいます。52人が女性で48人が男性。 70人が有色人種で30人が白人」と書かれている。  では、アメリカが100人の村だったどうなるか? 2020年の国勢調査によると、「南北アメリカ人(ヒスパニック&ラティーノ)が19人、アフリカ人(黒人)が12人、アジア人が6人、混血が4人で、白人が58人」となる。

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コメンテータープロフィール

1952年横浜生まれ。1976年光文社入社。2002年『光文社 ペーパーバックス』を創刊し編集長。2010年からフリーランス。作家、ジャーナリストとして、主に国際政治・経済で、取材・執筆活動をしながら、出版プロデュースも手掛ける。主な著書は『出版大崩壊』『資産フライト』(ともに文春新書)『中国の夢は100年たっても実現しない』(PHP)『日本が2度勝っていた大東亜・太平洋戦争』(ヒカルランド)『日本人はなぜ世界での存在感を失っているのか』(ソフトバンク新書)『地方創生の罠』(青春新書)『永久属国論』(さくら舎)『コロナ敗戦後の世界』(MdN新書)。最新刊は『地球温暖化敗戦』(ベストブック )。

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