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西山隆行

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成蹊大学法学部政治学科教授

報告

解説ハリス氏は母親がインド系で父親がジャマイカ系であり、以前から自らを黒人かつアジア系だと説明しています。黒人の中には、ハリスが副大統領になったことを自慢に思っている人たちもいます。全米黒人記者協会の会見で、何故このような発言をしたのか、理解に苦しみます。黒人といっても実は多様で、その内部にくさびを打ち込んで民主党への投票を減らしたかったのでしょうが、そのための方法としては失敗だったと言わざるを得ないでしょう。

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コメンテータープロフィール

西山隆行

成蹊大学法学部政治学科教授

専門はアメリカ政治。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。主要著書に、『アメリカ大統領とは何か:最高権力者の本当の姿』(平凡社新書、2024年)、『混迷のアメリカを読み解く10の論点』(共著、慶應義塾大学出版会、2024年)、『〈犯罪大国アメリカ〉のいま:分断する社会と銃・薬物・移民』(弘文堂、2021年)、『格差と分断のアメリカ』(東京堂出版、2020年)、『アメリカ政治入門』(東京大学出版会、2018年)、『アメリカ政治講義』(ちくま新書、2018年)、『移民大国アメリカ』(ちくま新書、2016年)、『アメリカ型福祉国家と都市政治』(東京大学出版会、2008年)など。

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