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碓井真史

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

報告

見解「クリスマスうつ」なんて言葉もあります。西洋では、日本のお正月のように家族が集まり、暖かな雰囲気になるからこそ、孤独を感じます。冬で日照時間が減る冬季うつも重なります。人は、人との比較の中で、落ち込みます。 ところで、キリストは本当は冬生まれではないのに、なぜ年末にクリスマス(キリスト誕生祭)なのか。太陽が最も力を失うこの時期にこそ、希望の祭りをと考えたようです(キリスト教以前では太陽祭)。 現代においても、そんな時だからこそ、孤独な人への支援ができればと思います。一人ひとりが、環境によらず、自分の価値を信じられるように。

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  • 藤野智哉

    精神科医

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コメンテータープロフィール

碓井真史

社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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