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碓井真史

碓井真史認証済み

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

報告

見解人は自分のことを知りたいと感じます(自己認知欲求)。特に女性向け雑誌などでは、占いや心理テストなど自分知るコンテンツは、定番の人気コーナーです。 また人は分類したがります。男と女、巨人ファンと阪神ファン。そして、内向的と外向的など。明るい暗い、短気気長、陰キャ陽キャなども同様です。 そこで人は性格を分類します。干支による分類(猪どしは猪突猛進など)、星座による分類(乙女座は気配り上手など)、血液型性格分類(A型は真面目など)も流行りました。 性格をパターンに分ける方法を、心理学では「類型論」と呼びます。わかりやすくて面白くて魅力的です。このような性格分類を有効活用できると良いのですが、でも決めつけてはいけませんね SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)の楽曲「Habit」(ハビット)では、「自分で自分を分類するなよ」と歌っています。そんな習慣はぶち壊せと。その通りですね。

コメンテータープロフィール

碓井真史

社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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