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藤野智哉

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精神科医

報告

見解精神科の患者さんの中には年末年始、3月4月など世間にとってのイベントごとやめでたいことが多いとされている時期に「世間においていかれている気がする」「幸せそうな話が多くテレビを見るのが辛い」という方が多くいます。 家族に対する考え方や関わりは人それぞれであるにも関わらず、知人から気軽にかけられる「連休は実家に帰るの?」なんて言葉にすら追い込まれてしまう人がいます。 年末年始は大掃除やら新年の準備やら誰かが決めたルールがあってなんとなく従わなければならないと焦っている人も多いかと思いますが、ここだけの話何もしなくても年は越せます。ひとりぼっちでも、家が汚くても、寝て起きればいつもと同じ明日がきます。 誰かが勝手に決めた暦なんてものやルールに縛られずあなたが生きたい1日を今日も生き延びればそれで十分だと知って欲しいと思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 碓井真史

    社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

    見解「クリスマスうつ」なんて言葉もあります。西洋では、日本のお正月のように家族が集まり、暖かな雰囲気にな…続きを読む

コメンテータープロフィール

1991年7月8日生まれ。 秋田大学医学部卒業。 精神鑑定などの司法精神医学分野にも興味を持ち、現在は精神科病院勤務の傍ら医療刑務所の医師としても務める。

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