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斉藤徹

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超高齢未来観測所 所長

報告

補足高齢化が進む日本では100歳を迎える人の数は年々増加しています。現在100歳以上の高齢者数は9万2千人おり、9割は女性です。この数値は年々更新されており、間もなく100歳以上人口10万人時代がやってくることでしょう。 日本において百寿を迎えることは既に珍しいことではなくなっています。そうしたことを背景に、長寿祝い金を減額する自治体も最近では増えてきているようです。実際、百寿の方に内閣総理大臣名で贈られる銀杯は、すでに2016年には、純銀製から銀メッキ(洋白。銅、亜鉛、ニッケルの合金)製に変更されています。対象者の増加に伴うコスト削減が目的です。 また各自治体においても、お祝いの品を見直そうという動きは起きており、その意味で、今回の群上市長の判断は、世の中の流れに沿ったものであり、かつ未来の子供達に向けたポジティブなメッセージにもなっていると思います。

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  • 末冨芳

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    日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

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    法政大学大学院教授/現代政治分析

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コメンテータープロフィール

超高齢社会と未来研究をテーマに執筆、講演、リサーチなどの活動を行なう。元電通シニアプロジェクト代表、電通未来予測支援ラボファウンダー。国際長寿センター客員研究員、早稲田Life Redesign College(LRC)講師、宣伝会議講師。社会福祉士。著書に『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』(翔泳社)『ショッピングモールの社会史』(彩流社)『超高齢社会マーケティング』(ダイヤモンド社)『団塊マーケティング』(電通)など多数。

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