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木曽崇

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国際カジノ研究所・所長

報告

見解オーバーツーリズム対策として二重価格制度が話題とされることは、この制度の推奨者としてはとても喜ばしいことではありますが、一方で「外国人」だけを対象とする二重価格はただの差別ですのでNGです。私個人が提唱してきた「地元割」という制度は、あくまで居住地をベースにあくまで「地元民」に優遇的価格を提供するもの。これは地元民と観光客を区別し、「来訪機会の高い顧客を選択的重視する」という商業上の合理的な選択であり、差別にはなりません。

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コメンテータープロフィール

日本で数少ないカジノの専門研究者。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒(カジノ経営学専攻)。米国大手カジノ事業者グループでの内部監査職を経て、帰国。2004年、エンタテインメントビジネス総合研究所へ入社し、翌2005年には早稲田大学アミューズメント総合研究所へ一部出向。2011年に国際カジノ研究所を設立し、所長へ就任。9月26日に新刊「日本版カジノのすべて」を発売。

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