「103万円の壁」は“壁四天王”の中で最弱? 国民民主の“真の狙い”に迫る
ABEMA TIMES
見解昔は時給が低く600~700円台が当たり前でしたので、103万円÷12か月÷時給700円=122時間/月以上働くと、頑張って働いたのに所得税や住民税が発生しました。時給が低い方が、課税のインパクトが強いわけで、庶民の知恵と言えます。私も大学生の頃は103万円以内にバイトを抑えるよう釘を刺されました。一円でも手取りを減らしたくないから壁と表現して注意喚起しているので有り、国民の心の中に壁として残っているわけです。今は時給が1000円台ですので、働きたいのに就労時間を減らさざるを得ない人が多いのかもしれません。178万円の壁に引き上げることで、正社員並みには働けない人が、働ける範囲内で就労できるのであれば、財務省の財源論以外に、妨げる理由は無いと思います。
日本人が苦手なお金を裏も表も解説します。お金の情報は「誰がどんな立場から発信したのか見極める」ことが大切。寿FPコンサルティング、ライフデザインセンター代表。無料のFP相談・IFA相談マッチングサービスとして「ライフプランの窓口」「住もうよ!マイホーム」「アセマネさん」を運営。1978年生神奈川県藤沢市出身。慶応大学総合政策学部卒業後、金融関係のキャリアを経て有料FP相談を開始。東海大学では非常勤講師として実務家教員の立場から金融リテラシー向上の授業を担当。連載:会社四季報オンライン。著書:ダンナの遺産を子どもに相続させないで。メディア出演、メディア掲載多数。
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