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高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

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見解係争地ナゴルノ・カラバフは、トルコとロシアの関係性が如実に浮き出ているように思えてしょうがない。ロシアがアルメニアの後ろ盾となる一方で、トルコがアゼルバイジャンの後ろ盾となっている。トルコのエルドアン大統領は8月にプーチン大統領を自国に招こうとしたが実現せず、エルドアン大統領がロシアのソチを訪問した。そして、ロシアが7月に停止した、ウクライナ産穀物を黒海経由で輸出するための合意を図ろうとしたが、プーチン大統領に無下にされ、合意への溝は埋まらなかった。トルコはアゼルバイジャンを支援することで、ウクライナ戦争で手一杯のロシア側をけん制している思惑もあるものとみられる。

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コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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