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高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

報告

見解「ジェーン年鑑」で有名な英国のジェーンズが発行する「Jane's Fighting Ships」は世界の海軍の国際基準になっている。そのジェーンズでは、以前から「かが」を、「ひゅうが」「いせ」「いずも」と同じ「ヘリコプター空母」とみなしている。このため、「かが」は既に空母の一種と言えば空母の一種だ。現時点で既に「空母化」している。こうした理由から、いずも型護衛艦の「いずも」と「かが」のF35B搭載のための大規模改修によって、筆者はこれらの2隻が「ヘリ空母」から「軽空母」になるとこれまで書いてきている。そして、その艦首改造を含めた大規模改修を「軽空母化改修」と呼んでいる。いずも型護衛艦のF35B搭載能力は10機程度と見られており、「軽空母」としての運用にとどまるからだ。

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コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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