「踊る大捜査線」SPドラマ再放送→撮了後に58歳で急逝の名脇役出演 「大好きだった」「この時にはガンに…」悼む声
2012年9月1日にフジテレビで放送されたドラマ「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」が10日夜、放送された。同ドラマは同年9月7日に公開された「踊る大捜査線 THE FINAL」に合わせて放送されたスペシャルドラマで、今回が初の再放送となった。 【写真】在りし日の名脇役「踊る」メンバーに囲まれ優しそうな笑み もう見られない 湾岸署刑事課強行犯係係長に昇進した青島俊作(織田裕二)と、湾岸署署長となった真下正義(ユースケ・サンタマリア)。湾岸署あげて中国からきた王明才刑事(滝藤賢一)の結婚式を行うことになりてんやわんや…。コミカルな要素がふんだんに織り込まれた冒頭部分で、前署長の神田総一朗(北村総一朗)らを案内してきたのが、小林すすむさん演じる刑事課の中西修だった。 小林さんは同ドラマ、映画を撮影後の12年5月16日、肝硬変と胃がんで急逝した。58歳の若さだった。 遺作となった映画「踊る大捜査線 THE FINAL」のクランクアップ後の12年2月、腹水がたまった症状が現れ、都内の病院で肝硬変と末期の胃がんの診断を受け、そのまま入院。入院中には「花より男子」で共演した松本潤、小栗旬、井上真央らが見舞いに訪れ、喜んでいたというが、5月16日に容体が急変し、帰らぬ人となった。 TV放送を受け、ネット上には「踊る、小林すすむさんだ~…恩田くん恩田くんって言ってるの大好きだったな…」「これ踊る4(その段階での完結編)と連動撮影したSPドラマだからこの時はガンを患ってたんだろうね…」と悼む声が書き込まれている。