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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説偽造された運転免許証などを使っての携帯電話を契約をしたり、本人になりすまして勝手に機種変更する手口が横行していましたので「ICチップの読み取りを本人確認方法として義務付ける」ことは、不正対策にはよいかとは思いますが、偽の身分確認証を使って不正に銀行口座も開設しますので、そこに対してもどういう対応をとるのかも必要になります。 以前に偽造したり、他人の運転免許証を使って携帯電話を取得するグループは、まず銀行に行き口座を開設して、その後に携帯ショップで契約すると話していました。それに詐欺グループは不正口座をたくさん持っていますので、その対策は急務です。 ところでマイナンバーカードのICチップで読み取り、本人確認をするのは、いつになるのでしょうか? すぐにできるはずもなくその間にも詐欺は不正行為は横行しますので、その期間はどう対応するのか。義務化を話す前に実効性ある対策も示す必要があります。

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  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

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  • 門倉貴史

    エコノミスト/経済評論家

    見解携帯契約の本人確認について、マイナンバーカードの読み取りを義務化すれば、事業者は新たにICチップで照…続きを読む

コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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