補足齋藤知事は、知事選で再選された。だが、本記事のような状態では、本人がいかに誠意に対応しようが、知事の県政運営を容易でないことと推測する。また今回のような事態に至ったことは、たとえ再選されたとはいえ、知事自身にも多大なる責任があるのであり、知事もそのことを自覚すべきだ。その意味において、知事自ら「百条委」に対して適切に対応することを表明すると共に、県民すべてに対して冷静にその審議の進展を見守り、その審議の結果を的確に受け止めることを要請すると共に、知事自身もどのような結果でも真摯に受け入れることを表明すべきだろう。
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コメンテータープロフィール
東京大学法学部卒。マラヤ大学、米国EWC奨学生として同センター・ハワイ大学大学院等留学。日本財団等を経て東京財団設立参画し同研究事業部長、大阪大学特任教授・阪大FRC副機構長、自民党系「シンクタンク2005・日本」設立参画し同理事・事務局長、米アーバン・インスティテュート兼任研究員、中央大学客員教授、国会事故調情報統括、厚生労働省総合政策参与、城西国際大学大学院研究科長・教授、沖縄科学技術大学院大学（OIST）客員研究員等を経て現職。経済安全保障経営センター研究主幹等兼任。大阪駅北地区国際コンセプトコンペ優秀賞受賞。著書やメディア出演多数。最新著は『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか』
