見解統一教会への解散命令請求でも「結論が出ない」のがカルト宗教2世の問題です。この夏も子どもへの宗教虐待の事案に学校現場が対応できず苦慮しているケースに出会いました。 昨年末に厚生労働省が宗教虐待に関するQ&Aを出していますが、周知もされておらず、また知っていてもカルト教団からの報復を懸念し、子ども若者への虐待が止められないのです。 児童福祉法や児童虐待防止法の改正により、子ども若者も、助けようとする大人たちも守る仕組みが不可欠ですが、自民党は宗教2世の願いに向き合っていません。 法制整備により宗教虐待から子ども若者を守れてはじめて、子ども若者の視点からは「結論」なのだと思います。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
末冨 芳(すえとみ かおり)、専門は教育行政学、教育財政学。子どもの貧困対策は「すべての子ども・若者のウェルビーイング(幸せ)」がゴール、という理論的立場のもと、2014年より内閣府・子どもの貧困対策に有識者として参画。教育費問題を研究。家計教育費負担に依存しつづけ成熟期を通り過ぎた日本の教育政策を、格差・貧困の改善という視点から分析し共に改善するというアクティビスト型の研究活動も展開。多様な教育機会や教育のイノベーション、学校内居場所カフェも研究対象とする。主著に『教育費の政治経済学』(勁草書房)、『子どもの貧困対策と教育支援』(明石書店,編著)など。
関連リンク(外部サイト)