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下薗昌記

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記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

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見解番組を見ていましたが、まさか、さだまさしさんから天皇杯決勝の元日決戦を望む意見が出ると思いませんでした。「昔は天皇杯って1月1日だった」というさださんの言葉はオールドファンを中心とした共通の思いでもあると思いますし、一方で森保一監督が語った「選手を守るため、休みをちゃんと作るためにやってるかもしれない」という言葉も真理です。  天皇杯はJリーグ創設前から元日に名勝負が繰り広げられ、正月の風物詩でもありましたが、単に国内のリーグ戦だけでなくACLEというアジアの戦いも並行する昨今では、元日に天皇杯を戦うことは選手のオフを考えても現実的ではありません。   実際、昨季の天皇杯王者、ヴィッセル神戸はJリーグの開幕を待たず2月11日にACLEの試合が入っていますし、筆者は過去、元日に天皇杯を戦った後のガンバ大阪を見ていますが、やはりオフの短さがその後の戦いに響いていました。

コメンテータープロフィール

下薗昌記

記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

1971年、大阪市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)でポルトガル語を学ぶ。朝日新聞記者を経て、2002年にブラジルに移住し、永住権を取得。南米各国でワールドカップやコパ・リベルタドーレスなど700試合以上を取材。2005年からはガンバ大阪を追いつつ、ブラジルにも足を運ぶ。著書に「ジャポネス・ガランチードー日系ブラジル人、王国での闘い」(サッカー小僧新書)などがあり、「ラストピース』(KADAKAWA)は2015年のサッカー本大賞で大賞と読者賞。近著は「反骨心――ガンバ大阪の育成哲学――」(三栄書房)。過去、日本テレビでコパ・リベルタドーレスの解説やクラブW杯の取材コーディネートも。

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