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妹尾昌俊

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教育研究家、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事

報告

見解週29コマですと、4日間6時間目まで、1日5時間目までというスタイルですので、小中学生にとっても、かなりしんどいと思います。もちろん個人差や受験を控えている等で違ってくるでしょうが、大人だって、毎日5~6時間研修受けろ、と言われたら、どう感じますか?教員の負担軽減の観点のみならず、子どもの負担の観点からも、授業時間や教育課程のあり方は再考の余地ありです。一方で、夏休みを短くするのは、この酷暑の中、登下校させることにリスクは伴いますので、悩ましいです。  本来は、文科省が定める学習指導要領(ならびに教科書)の内容と標準時間を削減することが必要だと思います。授業時間を減らすのは、学力格差(とりわけ家庭事情の影響も大)を拡大させるリスクも伴いますが、私は、学力上しんどい子にほぼ毎日6時間授業受けさせることの問題のほうを重視します。

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コメンテータープロフィール

妹尾昌俊

教育研究家、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事

徳島県出身。野村総合研究所を経て2016年から独立し、全国各地で学校、教育委員会向けの研修・講演、コンサルティングなどを手がけている。5人の子育て中。学校業務改善アドバイザー(文科省等より委嘱)、中央教育審議会「学校における働き方改革特別部会」委員、スポーツ庁、文化庁の部活動ガイドライン作成検討会議委員、文科省・校務の情報化の在り方に関する専門家会議委員等を歴任。主な著書に『変わる学校、変わらない学校』、『教師崩壊』、『教師と学校の失敗学:なぜ変化に対応できないのか』、『こうすれば、学校は変わる!「忙しいのは当たり前」への挑戦』、『学校をおもしろくする思考法』等。コンタクト、お気軽にどうぞ。

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