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斉藤貴志

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芸能ライター/編集者

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見解以前、映画で喫煙シーンがあった女優さんの取材で「私はもともと煙草を吸っていて、変わった持ち方はいつもの自分の通り」との話が出ました。しかし、そのくだりは事務所の原稿チェックでカットになりました。 言うまでもなく、喫煙はマナーが守られているなら悪いことではありません。ただ、特に清純イメージの女優さんは、喫煙者だと何となくイメージダウンな風潮はあり、事務所が気に掛けるようです。 綾瀬はるかさんは何の気なく普通の撮影エピソードとして、喫煙特訓の話をされたのかと思いますが、普段吸ってないと明かすことにもなりました。結果的に映画を観たファンの方の“ショック”を和らげることにもなりそう。 逆に言えば、このエピソードだけで、今回の役は新境地だったこともうかがわせます。かつての桃井かおりさんのように煙草が似合う女優さんもいて、本当に喫煙が悪ではありませんが、意外と大きい“小道具”のように改めて感じます。

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  • 武井保之

    ライター, 編集者

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コメンテータープロフィール

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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