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斉藤貴志

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芸能ライター/編集者

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補足乙女塾からは三浦理恵子さんがいたCoCo、永作博美さんがいたribbonとふたつのアイドルグループが看板になりましたが、俳優としていち早く主役を掴んだのが『美少女仮面ポワトリン』の花島優子さんでした。エンディングテーマで歌った「悲しみに一番近い場所」も名曲。 世界でなく町内の平和を守るヒロイン、美少女仮面と言いつつ顔を見せない、「愛ある限り戦いましょう」とのキメ台詞…などツッコミどころ満載で、それも含めて人気を呼び、今も多くの人の胸に残る作品です。 記事では『大岡越前』の話も出てますが、率直に言って『ポワトリン』以外の花島さんの活動はほとんど印象にありません。5年での引退となりましたが、個々の人生では芸能界にしがみつくのが正解と限らず、花島さん自身が「自分の選択は間違っていなかった」とおっしゃる通りなのでしょう。当時ファンだった方も今お元気な姿が何より嬉しいことかと思います。

コメンテータープロフィール

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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