Yahoo!ニュース

太田康広

太田康広認証済み

認証済み

慶應義塾大学ビジネス・スクール教授

報告

補足通称利用で、通称とパスポート名義とが違う場合、外国では大変なトラブルになる。それだけのトラブルを経験させてまで夫婦別姓を認めないことには合理性が見いだせない。国民の姓の選択に国家が介入しすぎるのは自由主義に反しよう。 選択的夫婦別姓は選択的夫婦同姓でもある。よその夫婦が別姓を選択すると、同姓を選択した夫婦やそれ以外の人にどのような不利益があるというのであろうか。 母親(父親)と子供の姓が違うというのは現在の制度を前提とすれば違和感が生じるとしても、別姓の場合があっても普通というように常識が変われば違和感はなくなるはず。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 門倉貴史

    エコノミスト/経済評論家

    見解政策コストの観点から見れば、現在認められている(夫婦同姓のもとでの)旧姓の通称使用の拡大よりも、選択…続きを読む

  • 白河桃子

    相模女子大特任教授、昭和女子大客員教授、少子化ジャーナリスト

    見解選択的夫婦別姓は、30年前から議論されています。1996年には法務省法制審議会が導入することを決める…続きを読む

コメンテータープロフィール

太田康広

慶應義塾大学ビジネス・スクール教授

1968年生まれ、慶應義塾大学経済学部卒業、東京大学より修士(経済学)、ニューヨーク州立大学経営学博士。カナダ・ヨーク大学ジョゼフ・E・アトキンソン教養・専門研究学部管理研究学科アシスタント・プロフェッサーを経て、2011年より現職。行政刷新会議事業仕分け仕分け人、行政改革推進会議歳出改革ワーキンググループ構成員(行政事業レビュー外部評価者)等を歴任。2012年から2014年まで会計検査院特別研究官。2012年から2018年までヨーロッパ会計学会アジア地区代表。日本経済会計学会常任理事。

関連リンク(外部サイト)

太田康広の最近のコメント