Yahoo!ニュース

饒村曜

饒村曜認証済み

認証済み

気象予報士

報告

補足日本海寒帯気団収束帯は、シベリアから南下した寒気が、朝鮮半島北部の山脈で分流し、その分流が日本海西部で収束することで発生します。このため、発生場所は朝鮮半島北部沖の日本海ですが、気圧配置等のちょっとした違いで、日本のどこにのびて来るかが変わります。 今回の日本海寒帯気団収束帯は、北陸西部にのびていますので、特に北陸西部では標高の高い所を中心に大雪に警戒が必要です。平野部では雨の可能性もある気温が0度に近い雪ですので、特に着雪や落雪、雪崩、路面状態の悪化に警戒が必要です。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 小杉浩史

    気象予報士 / ウェザーマップ所属

    補足記事にもあるようにきょう8日(水)は発達した雪雲の帯(JPCZ)が北陸地方を目がけるように伸びていま…続きを読む

  • 井坂綾

    井坂綾認証済み

    認証済み

    気象予報士/柔道整復師/健康気象アドバイザー

    補足大陸にある2つの寒冷渦の影響で10日頃にかけて局地的に大雪となりそうです。9日は寒冷渦が南東進して日…続きを読む

コメンテータープロフィール

1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2024年9月新刊『防災気象情報等で使われる100の用語』(近代消防社)という本を出版しました。

関連リンク(外部サイト)

饒村曜の最近のコメント