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室橋祐貴

室橋祐貴認証済み

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日本若者協議会代表理事

報告

見解様々な意見を踏まえ、適宜軌道修正をすることは良いことだと思いますが、まだ本質的な課題が見えていないように思います。一部にはデンマークをはじめEUが採択してきた「フレキシキュリティ」(柔軟性を意味する「フレキシビリティ」と、保障を意味する「セキュリティ」とを合わせた造語)を主張したかったのではという意見がありますが、その特徴は、柔軟な労働市場(低水準の雇用保護)、包括的な社会保障制度(寛大で高水準の所得保障)、そして積極的労働市場政策(職業訓練と再教育)という三つの要素の積極的な相互関係、「ゴールデン・トライアングル」にあります。しかし、小泉進次郎候補は最初から社会保障や生活保障について触れておらず、そうとは思えません。必要なのは雇用の流動性以上に待遇の改善であり、生活保障です。もっと大きな軌道修正が求められます。

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    エコノミスト/経済評論家

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コメンテータープロフィール

1988年、神奈川県生まれ。若者の声を政治に反映させる「日本若者協議会」代表理事。慶應義塾大学経済学部卒。同大政策・メディア研究科中退。大学在学中からITスタートアップ立ち上げ、BUSINESS INSIDER JAPANで記者、大学院で研究等に従事。専門・関心領域は政策決定過程、民主主義、デジタルガバメント、社会保障、労働政策、若者の政治参画など。文部科学省「高等教育の修学支援新制度在り方検討会議」委員。著書に『子ども若者抑圧社会・日本 社会を変える民主主義とは何か』(光文社新書)など。 yukimurohashi0@gmail.com

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